大変更新が遅くなってしまいました・・・
あっという間に今年も半分終わってしまいますね。
6/8
山口県下関市立王江小学校の一年生の食育教室にて講師をさせていただきました。
2015年の昆布大使の貞光さんと今年の昆布大使の私の二人で講師でした。
いつもお出汁のとり方教室は開催させていただいておりますが、対象は20代以上の方なので、今回は緊張しましたー
一年生11名と保護者の方11名
この地区は、ドーナツ現象で過疎化がすすんでいる場所だそうで、全校生徒でも60名くらいの小学校でした。
私も田舎育ちなので、この人数くらいがホッとします・・・
建物が立っている場所は海から山になる途中。
車一台がすれ違うのがやっとの急な小道を車でガンガン上がっていくとありました。
海と街が一望できる坂の途中に小学校が。
構内も、石造りの古き良き立派な小学校でした。
今回は、2部構成で
1部には
下関の海産問屋の 株式会社ほんぽの本保社長の昆布の話
・どこで昆布はとれるのか?
・昆布の種類
本保先生、小学校1年生にお話されるのは、かなり苦戦されていました。
みんな興味があるのは「クイズ」に「プレゼント」★
分かりやすい(笑)
2部で私たち昆布大使の出番
・お出汁のとり方
・お出汁の飲み比べ
私はダシのとり方講座の担当です。
みんな食い気味に覗き込んでくれました。
昆布を漬ける前と後の 驚きは、やっててよかったと感謝もの。
合わせ出汁用の「鰹節」も試食してくれました。
・・・・昆布を煮立たせる間。。。。
いつもは「グルタミン酸とイノシン酸が・・・・」とか「出がらしの昆布の使い方は・・・」とか「健康的な食事は・・・」とかの話をするのですが、今回は全くネタがない。
苦肉の策で
「お味噌汁で好きな具は???」
などの質問を。
このあたり、ミヤザキ先生結構、あたふた・・・
見かねた ほんぽさんが「昆布と写真撮りたい人ーーー」ということで、昆布とみんなで記念写真。
一番盛り上がった瞬間だったと思います。
最後の飲み比べは
①「お水」+「お味噌」
②「昆布」+「お味噌」
③「昆布」+「鰹節」+「お味噌」
ここでも
思い思いに・・・・自由なみんな
①番押しの男の子がいて、面白かった~彼の信念には①番!強気でした。
最後に
子供の味覚は3歳までが大事だといいます。その時期になにを食べたのか。
王江小学校のみんなは海の近くで育っているから、魚が身近にあって、きっと海鮮を見分けることができるのだろうと思います。
小学校一年生のときは、まだまだわからないかもしれないけど、絶対的にアドバンテージがある地域。
食育講座でも小学4年生くらいになると、ダシの違いがわかってきています。
旨味の分かる小学生に育ってくれたら、嬉しいな と思った講座でした。
ミヤザキ先生はもっと小学生に分かる話し方を勉強しようと心に決めました。
たくさんの子供達に旨味が伝わって、日本食を知ったうえで、世界に飛び出す子どもたちが増えたら嬉しいですね。
そんな体験をするのには
昆布協会の食育講座、おすすめです。
昆布協会のサイトから申し込みができます。
昆布食育教室
その地区の昆布協会の昆布会社さんが、昆布の話をしてくださって、おいしい昆布をおみやげにくださいます。
全国にいる昆布大使が実践してダシのとり方や試飲会をします。
話だけのこーすと実践コースと選べます。
しかも無料!
小学校の研修講座としてでも、PTCの集まりでも、地域のみんなの集まりでも、大丈夫。
関係者、みなさま、良い方ばかりで、安心です。
お問い合わせください。もちろん私に問い合わせていただいてもOKです。