災害ボランティアでの持ち物や準備するもの!九州北部豪雨

2017/7/5に発生した九州北部豪雨被害の災害ボランティアに

参加しました。

 

被害が大きい朝倉・東峰村には、たくさんの農家さんが

おられ、家が全壊、ハウスに埋まって・・・・

なんと声をかけるべきかも分からなかったのです。

私ができることは、作業くらいだ!!と旦那さんと

農業関連の同士とともにボランティアセンター

のある朝倉へ行って、個人のお宅の作業をしてきました。

三連休中日で暑さ(最高気温34.8度)と人の多さ(当日2,266名)で

様々な体験をしました。

体験談とともに準備するもの・注意することをまとめました。


◎準備物(夏仕様)

  • 長靴(初めの頃に行かれる場合は、鉄板入りの靴・もしくは鉄板入りの靴底を入れる)
  • 帽子
  • マスク
  • 軍手
  • 熱中症対策タブレット・塩飴
  • タオル
  • お弁当
  • ーーーここからはあれば尚いいものーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  • ゴーグル
  • スコップ
  • ゴム手袋(予備も)

・持参する袋はリュックがいい。両手が使えるし、

荷物が沢山入るし、夏の場合はお弁当などが地面につかないので

腐るのを防ぐことができます。

・真夏は、水分一人3リットルは用意しましょう。

・できるだけ準備物は自宅近くで用意しましょう。現地近くで

調達しようと思っても手に入らない可能性があります。

(お弁当・長靴とか)


◎前準備

・高速代免除申請

自家用車で行く場合、高速(都市高含む)の料金を

無料にすることができます。少し手間がかかります。)

①朝倉ボランティアセンターのホームページから
高速道路無料化の申請書類をダウンロード
http://asakuravc.jp/

ファックスにて申請

②福岡市のホームページから(自分の住んでいる自治体)
「災害派遣等従事車両証明書」をダウンロードし、記入。
http://www.city.fukuoka.lg.jp/…/1/syaryousyoumeisinseisyo.d…

③①②を持って福岡市役所(市民局防災・危機管理課(本庁舎7F))及び各区役所総務課(中央区は地域支援課3F)
発行してもらう。

印鑑必要です。

④高速乗る時に「一般」から乗る。支払い時に証明書を渡す

・ボランティア保険加入

地元の社会福祉協議会で手続きすると当日スムーズです。

当日入ることができますが、受付混雑します。

https://www.fukushihoken.co.jp/fukushi/front/council/volunteer_activities.html


◎当日の流れ

・到着時間

休日のボランティアの場合は、たくさんの人が来られるので

受付開始時間の1時間前には着いていたほうが安心です。

インター出口からボランティアセンターまで渋滞します。

・受付

受付に並びます。ボランティア保険に入っている人、ボランティア二度目の方、

別の入口でした。予めボランティア保険に入っていると、スムーズです。

未加入の方は朝倉市が負担をしてくださるので、免除で加入できます。

今回私たちは9時開始なので、それに合わせて行ったつもりでしたが、

渋滞や受付の順番待ち・マッチングで作業開始までに4時間くらいかかりました。

・オリエンテーリング

・マッチング

マッチングの場所で人数・仕事内容によって仕事が振り分けられます。

軽トラの方は、車をボランティアカーとして提供することもできます。

・移動して被災場所にて作業

リーダーの指示で、作業を行います。

作業内容は、庭や家の中の泥出し、家具運び、畳を上げたあとの床の梁を

掃除などです。

兎に角人数があれば、なんとかなることばかりです。

伺ったお宅は20人位での作業でした。暑さのせいで、20分に一回は休む

ように指導ありましたが、水分を取らないとあっという間に熱中症に

なる環境でした。

 

・15時に作業完了、その後、片付け、終わり


以上がボランティアの流れです。

休みだったこともあり、たくさんの人が来られていたことが、

心強かったです。日本まだまだ大丈夫と思えました。

お一人で来られた20代の女性とご一緒になり、力を合わせて

部屋の作業をしたり、被災した家のおばあちゃんやお父さんに

この家の歴史を教えてもらったり、旦那さんがお世話になっている

県議会議員の方とご一緒したり、人の優しさにふれる体験を

しました。

最後に被災ご家族の方が「ありがとうございました、わたしたちだけでは

絶対できなかった」

みなさんの先はまだまだ長いのに、お礼を言っていただき、

こんな数時間の微力な手伝いでも、お力になれて良かったです。

 

順番待ちでまだまだたくさんの家の方が待っておられます。

少しの時間でも行ける方はご参加お願いします。

早く被災者のみなさんの生活が戻ることを祈っています。