女性の多くが抱える「冷え性」
寝るときに足先が氷のようになって、靴下なしでは寝ることができない。とか、
営業さんが帰ってくるためにクーラーを効かせた部屋での事務
仕事、
足先の感覚がなくなり仕事が手につかない。そのあとの復活の遅さ・・・ずっとガタガタ・・・・
なぜあの時靴下を履いていなかったんだろう、今日はアンクルパンツにしちゃったんだろうと
反省の時間。。。。一年中ついてくる苦労、大変ですよね。
冷え性から逃れたい!
管理栄養士の経験から冷え性の原因と「冷えてしまう前」「冷えてしまった後」に行っている食事方法をまとめてみました。
①冷え性の原因
冷え性(ひえしょう)または、冷え症は
特に手や足の先などの四肢末端あるいは上腕部、大腿部などが温まらず、冷えているような感覚が常に自覚される状態のことである。しかし、病態として統一的な定義は確立していないため、西洋医学的には漠然とした概念として捉えられている。(wikipediaより)
定義はありませんが、原因はずばり 普段の食生活や生活習慣です。
食生活では
・体温以下のものを食べる回数・量が多い
・好きなものばかり食べて、栄養が偏っている
・ダイエットで食べる量・品目が偏っている
生活習慣では
・運動不足
・無理をして季節を先取り。特に薄着・肌露出
・エアコンの効きすぎた部屋にいる時間が長い
・ストレス
そして、女性は女性ホルモンの乱れも冷え性の原因です。生理前やストレスが多くなると、
女性ホルモンが乱れて血流が悪くなり体の先まで血液を送ることができなくなります。
女性は熱をつくる力である筋肉量も少ないので、どうしても冷え性になりやすいんですよね。
②対策
食事で気をつけることは
・筋肉づくりの素を食べる=たんぱく質
・体を温める食材を選ぶ
・常温から温かい飲み物を飲む
・3食食べる
生活習慣では
・毎日ウォーキングやジョギング・エクササイズをとりいれる
・お腹や足元を冷やさない。ストッキングや靴下を履くようにする
・ストレスをためない
・湯船につかる
働いている・子育て・家事・・・女性のストレスはそこらじゅうに転がっています。
ストレスをうけても、無理なく癒されながら、冷え性と取り組んでいきましょう。
③体をぽかぽかにしてくれる食べ物と食べ方のコツ
食事のポイントは
・根菜野菜を使う(にんじん・かぼちゃ・たまねぎ・山芋・しょうが・にんにくなど)
・肉・魚を食べる
・発酵調味料(味噌・しょうゆ・本醸造みりん・お酢)を使う
・豆類を食べる(小豆・大豆・大豆製品)
簡単な毎日レシピをご紹介します。
本当に簡単すぎるので、怒らないでくださいね(笑)
難しく考えずに一日一品追加してみてください。
圧力鍋・無水鍋・保温鍋はひとつあると、とても楽になります。
私は一人暮らしのときから4.5Lの5,000円の貝印の圧力鍋に
お世話になっています。(現在、生産中止)
▽朝から からだぽかぽかお味噌汁
コツ:しょうがはチューブ・粉末・乾燥なんでもOK
夜ご飯用に多めに作って、冷蔵庫にいれておくと
夜も手抜きできます
朝のお味噌汁に生姜の千切りを入れる
大豆製品の豆腐や油揚げを入れる
▽働く女性に強い味方の圧力鍋でつくる筑前煮
コツ:朝、もしくは寝る前に夕食分~数日分仕込みます
<材料>
とりもも肉 1枚
根菜野菜(にんじん・れんこん・ごぼう・だいこん・干ししいたけ・こんにゃく・大豆水煮)
適量、材料もなんでも
しょうが 1欠け
油
しょうゆ 大2
砂糖 大1(はちみつでも)
みりん 大2
①圧力鍋で鶏肉を油を入れて、炒める
②①に乱切りにした野菜・千切りのしょうが・水 150ml・調味料を全て入れる
③強火で圧力をかけ、加圧したら、火を止めそのまま放置して会社に行く
④帰って、ふたをとり、数分煮る
▽寝る前にストレススイッチOFF ぽかぽか白湯
コツ:寝る前にゆっくり飲むだけ
白湯 コップ1杯をゆーっくり飲む
(生姜パウダーやハーブを入れても心が落ち着きます)
朝のお味噌汁・夜のお野菜を複数日分作って、おくことがポイントです。
作業はなるべく減らして、簡単に温かいお野菜を食べましょう。
寝る前の白湯で一日の自分を労ってあげてください。
冷え性は毎日の見直しとちょっとした変更から、軽減することができます。
明日は私のレシピに入れている、しょうがについてお話しますね、。